朝鮮史研究会大会担当幹事ならびに会報担当幹事よりお詫びを申し上げます

 2017年9月20日発行の『朝鮮史研究会会報』209号に、現在、掲載されており、2017年9月26日から30日まで当会ホームページにて公開いたしておりました「李相旭」さん名義の大会報告のねらい「密陽郡の墓地規則附則第四項墓籍届にみられる埋葬地の所有・利用関係の構造」は、李相旭さん御本人が提出された文章とは多くの点で違いがあります。

会報担当幹事が校正作業の際に一部の読点の削除および文章表現を変更し、使用された語句に付された傍点を欠落させる一方、御本人への確認を怠りました。

  その結果、『朝鮮史研究会会報』209号に現在掲載されており、9月26日から30日まで当会ホームページにて公開いたしておりました「李相旭」さん名義の大会報告のねらいは、李相旭さん御本人の原文とは記述が異なるだけでなく、歴史的事実とも異なる記述に改変され、御本人の意図とはかけ離れた文章になりました。当該文章の掲載・公開に、李相旭さんは同意しておらず、同意できない意思を、朝鮮史研究会に対して明確に表明しており、朝鮮史研究会大会担当幹事ならびに会報担当幹事もその意思を明確に認め、同意しております。

  これはすべて会報担当幹事の過失によるもので、責任は会報担当幹事ならびに大会担当幹事にあります。朝鮮史研究会大会担当幹事ならびに会報担当幹事は、改変された文章に対する責任が、一切、李相旭さんにないことを、曖昧さの余地なく明確に表明いたします。

 会報担当幹事ならびに大会担当幹事の不手際により、李相旭さんに多大なご心痛とご迷惑をおかけしましたことを心からお詫びいたします。大変申し訳ございませんでした。

 以下のとおり、李相旭さんからお預かりした報告のねらいを原文のまま改めて掲載させていただきます。

 今後はこのようなことのないよう、一層注意して編集作業を担当して参ります。

 なお、李相旭さんの大会報告のねらいについては、こちらをご参照ください。