朝鮮史研究会 大会一覧

1990年以前の分は、『朝鮮史研究会会報』第100号(1990年9月)に掲載されています。

1990年  第27回

1991年  第28回

1992年  第29回

1993年  第30回

1994年  第31回

1995年  第32回

1996年  第33回

1997年  第34回

1998年  第35回

1999年  第36回

2000年  第37回

2001年 第38回     写真

2002年 第39回

2003年 第40回

2004年 第41回     写真

2005年 第42回

2006年 第43回

2007年 第44回

 

朝鮮史研究会第27回大会

【日時】1990年10月20日(土)〜22日(月)

【会場】奈良女子大学

◆第一日 

講演  古代日朝関係史の問題点〔上田正昭〕 

講演 高麗青磁の諸問題〔伊藤郁太郎〕

◆第2日 

統一テーマ:再検討・日本の朝鮮植民地支配

教育の支配と植民地の支配〔佐野通夫〕
植民地朝鮮の農業政策と村落〔松本武祝〕
天皇制国家の植民地支配と文化・宗教政策〔蔵田雅彦〕
皇民化政策の構造〔宮田節子〕

懇親会

◆第3日

見学会(飛鳥方面)

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朝鮮史研究会第28回大会


【日時】1991年10月19日(土)〜20日(日) 

【会場】東京外国語大学

大会テーマ:朝鮮都市論へのアプローチ−慶州・開城・ソウル−

◆第1日 

講演  都市の文学的イメージ−京城からソウル− 〔川村湊〕

報告   新羅における王京の成立〔田中俊明〕

コメント 日本古代史の視点から〔浅野充〕

◆第2日 

報告   高麗時代の王京開城の構造と機能〔北村秀人〕

コメント 朝鮮近世史の視点から〔吉田光男〕

報告  首都ソウルの形成と展開 −現代韓国における「中央」と「地方」−〔橋谷弘〕

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朝鮮史研究会第29回大会

【日時】1992年10月17日(土)〜18日(日)

【会場】東京経済大学

◆第1日 

講演  加耶考古学の最近の成果と問題点〔申敬〕 

講演  韓国社会の一つの見方−人間関係からの接近−〔服部民夫〕

◆第2日 

統一テーマ:朝鮮現代史における連続と転換

植民地期朝鮮人の政治参加について〔並木真人〕
朝鮮植民地期における工業化の性格〔堀和生〕
朝鮮における新民主主義革命の再考〔林哲〕

”開発独裁体制”としての朴政権の再検討〔金元重〕 

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朝鮮史研究会第30回大会

【日時】1993年10月16日(土)〜17日(日)

【会場】京都大学

◆第1日 

講演  韓国科学史の現状〔坂出祥伸〕 

講演  日韓関係百年−日清戦争から今日まで−〔中塚明〕 

◆第2日 

統一テーマ:朝鮮女性史への視点

朝鮮女性史の成果と課題〔井上和枝〕
朝鮮植民地支配と「公娼制」の展開〔宋連玉〕
軍隊慰安婦の形成について〔尹明淑〕
太平洋戦争下の朝鮮女性動員〔樋口雄一〕

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朝鮮史研究会第31回大会

【日時】1994年10月22日(土)〜23日(日)

【会場】専修大学

大会テーマ:朝鮮史から見た「1894年」−日清戦争・甲午農民戦争100年−

◆第1日 

講演  「任那」から加耶へ 

−近年の朝鮮古代史および日朝関係史の研究状況−〔鈴木靖民〕

講演 日本軍の侵入と閔氏政権の崩壊〔朴宗根〕

◆第2日 

朝鮮の対西洋開国決定と一八九四年にいたる対外政策−ロシア関係を中心として−〔北原スマ子〕
甲午改革の近代国家構想〔月脚達彦〕
李朝末期の民乱と農民戦争〔趙景達〕
甲午農民戦争以後の民衆運動〔林雄介〕

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朝鮮史研究会第32回大会

【日時】1995年10月21日(土)〜22日(日)

【会場】明治大学

◆第1日 

講演  近世日本の朝鮮像−庶民の目と耳をかりて〔ロナルド・トビー〕 

講演 中国から見た日韓関係〔石井明〕

◆第2日 

統一テーマ:「解放」50年−朝鮮の分断と統一

在日朝鮮人運動における「祖国情勢」認識−朝鮮戦争期を中心に〔小林知子〕
日韓会談と韓国人の日本観 − 1950年代を中心に〔太田修〕
北朝鮮の政治体制の再建 − 1950年代を中心に〔岩田功吉〕
1950年代韓国の経済社会〔兪和〕

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朝鮮史研究会第33回大会

【日時】1996年年10月12日(土)〜13日(日)

【会場】大谷大学

◆第1日

講演 吉野作造と朝鮮・再考〔松尾尊~〕

講演 朝鮮総督府の古蹟調査事業〔有光教一〕

◆第2日

統一テーマ:近代朝鮮における伝統文化の“発見”

基調報告〔水野直樹〕

檀君の位相−固有と外来の相克〔野崎充彦〕
近代朝鮮における国学の形成〔鶴園裕〕
植民地支配と朝鮮語教育−東京外国語学校と金沢庄三郎を中心に〔石川遼子〕
植民地期における朝鮮宮廷音楽の調査について−田辺尚雄「朝鮮雅楽調査」の政治的文脈〔植村幸生〕

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■朝鮮史研究会第34回大会

【日時】19971018日(土)〜19日(日)

【会場】立教大学

◆第1日

講演 金子文子と吉野作造の朝鮮観−近代日本の朝鮮観把握の方法の深化のために〔山田昭次〕

講演 尹東柱詩の原形について〔大村益夫〕

◆第2日

統一テーマ:「地域」としての朝鮮−「境界」の視点から

基調報告:歴史のなかの『朝鮮』という地域〔李成市〕

後期新羅・渤海の統合意識と境域観」〔古畑徹〕
高麗王位下の基礎的考察−大元ウルスの一分権勢力としての高麗王家−〔森平雅彦〕
対馬・三浦の倭人と朝鮮〔関周一〕
近世における朝鮮北境と中国−咸鏡道を中心に−〔寺内威太郎〕

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■朝鮮史研究会第35回大会

【日時】19981017日(土)〜18日(日)

【会場】神奈川大学

◆第1日

講演 文化人類学からみた地域社会〔伊藤亜人〕

講演 在日朝鮮人と地域社会〔樋口雄一〕

講演 建国五十年を迎えて〔李景a〕

◆第2日

統一テーマ:朝鮮における地域社会と国家−「公共性」の所在をめぐって

基調報告〔松本武祝〕

朝鮮中期の郷村・地方と中央〔辺英浩〕
『上からの改革』と地域社会−甲午〜光武期の地域社会統合と士族層〔吉川友丈〕
植民地期の治水事業と朝鮮社会−洛東江を中心に〔広瀬貞三〕
植民地期の地域有力者層と公共財〔辻弘範〕

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■朝鮮史研究会第36回大会

【日時】19991016日(土)〜17日(日)

【会場】立命館大学

◆第1日

講演 古代朝鮮と日本の関係〔坂本義種〕

講演 高麗時代の交易をめぐって〔北村秀人〕

◆第2日

統一テーマ:植民地朝鮮と日本の帝国支配

基調報告〔藤永壯〕

総督政治をめぐる政治構造〔岡本真希子〕
『国語』と植民地−帝国日本の言語編制と朝鮮−〔安田敏朗〕
帝国日本の司法連鎖〔田中隆一〕
在満朝鮮人の『満洲国』および『日本帝国』像〔申奎燮〕

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朝鮮史研究会第37回大会

【日時】2000年10月21日(土)・22日(日)

【会場】早稲田大学 戸山キャンパス
 
 ◆第1日(21日)
講演   朝鮮半島の冷戦と脱冷戦 〔李鍾元〕

         朝鮮本の刊年鑑定について 〔藤本幸夫〕

 ◆第2日(22日)
統一テーマ  「“古代朝鮮”という歴史空間」

基調報告  〔深津行徳〕

花郎研究と古代史 〔土居邦彦〕
新羅の考古学調査と研究「100年」 〔早乙女雅博〕
栄山江流域の三国時代墓制とその解釈をめぐって  〔吉井秀夫〕
高句麗初期仏教の経典と信仰の実態  〔門田誠一〕

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朝鮮史研究会 第38回大会

【日 時】    20011020日(土)・21日(日)
会 場】    学習院大学 目白キャンパス


第1日   (20日)
シンポジウム 「歴史教育と朝鮮史研究」
講 演  問われる歴史教科書、広がる歴史の対話
             ―― 共生のための韓日のオデュッセイア(ODYSSEY)――    鄭  在  貞


       朝鮮植民地支配をどう教えるか
                        ――高まるナショナリズムの『居直り』史観に抗して――                   目良  誠二郎 

第2日 (21日)

統一テーマ 「朝鮮の領域観と自己認識――前近代と近代との接点」

朝鮮王朝後期の歴史地理認識と疆域観             文 純 實

18世紀末海浪賊騒擾事件に見る天主教の受容とその変容    鈴木 信昭

朝鮮後期済州島漂流民の出身地詐称              六反田 豊 

朝清境界問題にみられる朝鮮の「領域観」―「勘界会談」後から日露戦争期まで―        秋月 望

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朝鮮史研究会第39回大会

日時:2002年10月19日(土) 20日(日)

会場:河合塾大阪校 

講演  日本の朝鮮食文化        鄭 大 聲

朝鮮考古学の歴史と近年の成果  永島暉臣慎

報告 統一テーマ  「日朝関係史への新しい視点」

解体期冊封体制下の日朝交渉――17〜19世紀の鬱陵島海域を素材に――       池内  敏
 植民地期朝鮮人女子日本留学生の経験―その近代性と植民地性――         朴 宣 美
日中戦争期朝鮮の「文化」と「歴史」―「植民地帝国日本」で「世界性の世界」を問う―  趙 寛 子
日韓国交正常化以前の借款交渉―「1964年問題」をにらんだ日米韓の外交活動への一視点――  吉澤文寿

 

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朝鮮史研究会第40回大会

 

【日時】 20031018日(土)・19()

【会場】 千葉商科大学

 

【第一日】

(講 演)

日朝国交交渉と過去の清算 

      ―韓国併合条約等旧条約の効力をめぐって― …… 海野 福寿

(シンポジウム)

  関東大震災80周年を迎えてあらためて考えること ………  姜 徳 相

  関東大震災時の朝鮮人虐殺事件をとらえる視点 …………… 山田 昭次

 

 

【第二日】大会テーマ「学問から視る朝鮮近代」

 

(報 告)

韓国近代学問受容の様相―旧韓末出版図書を通じて― …… 權 純 哲

 「日鮮同祖論」の学問的基盤に関する一試論―「韓国併合」前後を中心に― …… 三ッ井 崇

戦前の朝鮮先史考古学について  …………………………… 宮里 修

近代洋画の日韓関係―作品の評価と作家のつながりから― ………… 李 美 那

 

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朝鮮史研究会第41回大会  (写真)

 

【日時】 20041016日(土)・17()

【会場】 東京経済大学

 

【第一日】

(講 演)

壬辰倭乱と民衆―降倭についてのひとつの視点―     北島 万次

東アジア世界の中の日露戦争―韓国・朝鮮からの視点を中心に―   井口 和起 

 

【第二日】

(報告) 統一テーマ「朝鮮における宗教と国家」

「和諍国師」追号にみる高麗時代の国家と仏教   福士 慈稔

正朝・冬至の宮中儀礼を通してみた15世紀朝鮮の儒教と社会―朝鮮燕山君代の対明遥拝儀礼を中心に―       桑野 栄治

植民地期朝鮮における神社政策―「文化政治」期を中心に―    山口 公一

ディアスポラ亡命者たちによる朝鮮ナショナル・アイデンティティの創出―大倧教が大韓民国臨時政府運動に及ぼした影響を中心として―  佐々 充昭

 

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朝鮮史研究会第42回大会

 

【日時】2005年10月22日(土) 23日(日)

【会場】 同志社大学 新町キャンパス 尋真館2F Z21教室

 

【第一日】

(講 演)

朝鮮通信使研究の現段階         仲尾 宏

韓日間の過去清算:過去、現在、未来  金 昌 禄

 

【第二日】

(報 告) 統一テーマ  「朝鮮植民地化過程の再検討―日露戦争から「併合」へ―」

基調報告 松田利彦

日露戦争期日本の大陸構想と対朝鮮政策 小川原 宏幸

「保護国」期における官僚の再編―地方の税財政改革を中心に 浅井   良純

朝鮮植民地化過程における警察と民衆―1904〜1907年を中心に 愼  蒼  宇 

植民地化と国内通貨統合―貨幣整理事業の再考  石川   亮太 

 

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■朝鮮史研究会第43回大会

【日時】2006年10月21日(土) 22日(日)

【会場】早稲田大学 戸山キャンパス 36号館382教室

【第一日】

(講 演)

濱中 昇 氏  「初期高麗国家と邑司」

樋口 雄一 氏 「朝鮮と在日朝鮮人―国家総動員体制下を中心に―」

 

【第二日】

(報 告)大会テーマ  「日本社会における朝鮮―その統一的把握に向けて―」

徳永和喜 氏 「苗代川地域社会の形成と薩摩藩」

鈴木 文 氏 「明治初期日本における朝鮮認識―第一次朝鮮修信使を中心に―」

見城悌治 氏 「近代日本の「義士/義民」表象と朝鮮観」

宮本正明 氏 「占領期における日本社会と在日朝鮮人の相互認識」

 

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■朝鮮史研究会第44回大会

【日時】2007年10月20日(土) 21日(日)

【会場】 立教大学池袋キャンパス

 

【第一日】

(講 演)

古代朝鮮における漢字文化の受容過程     李 成 市氏

明清中国“冊封体制論”と“朝鮮を視ること内服と同じ”      夫馬 進氏

【第二日】

(報 告) 大会テーマ  朝鮮にとっての「中国」―高麗・朝鮮時代における文物・制度の受容―

事元期高麗における在来王朝体制の保全問題     森平雅彦氏

朝鮮王朝の対女真人・倭人政策―授職・授印を中心に―     木村 拓氏

江華学派と星湖学派の交錯―圓嶠李匡師をめぐる人々―     中 純夫氏

朝鮮後期における中国刑事法の受容―問刑条例の援用をめぐって―     田中俊光氏  

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